サイト訪問者に安全な閲覧を約束し、運営者は閲覧者から信頼を獲得できる可能性が高くなる SSL証明書も、比較する際には値段や手続きの簡単そうな証明書に目が行きがちではないでしょうか。
ここでは、比較する際の注意すべきポイントを紹介いたします。
現在利用されている携帯電話の機種はかなり多く、SSL証明書が必要な携帯サイトを構築する場合、SSL証明書の「携帯対応率」を確認しておく必要があります。
「携帯対応率」とは、過去に発売された携帯電話にSSL証明書がどれだけ対応しているかという割合です。
もし、閲覧者の携帯電話がSSL証明書に対応していない場合はどのような影響があるのか、以下に例を記載しました。
| NTT docomo | 接続先の証明書が信頼できない、といった内容が表示される。 |
![]() |
|---|---|---|
| softbank | 同上 |
|
| au | 「このサイトは安全ではない可能性があるため・・・」となり閲覧できない。 |
以上のように、SSL証明書非対応端末からアクセスをした場合の警告表示は、サイト訪問者の信頼を損ねる可能性が非常に高くなります。携帯からのアクセスを考慮する場合は対応率を比較要素として取り入れてください。
一部の安価な証明書は、企業の実在性を確認せずにSSL証明書を発行しています。このような証明書はとても安い価格で販売されているために気になりがちですが、企業の実在性を確認していないためフィッシング詐欺にも利用された経緯があり、企業が一般に公開しているWebサイトで利用するのに適しているとは言えません。
多くの人が訪れるWebサイトであれば、そのサイトを安心して使っていただける環境を提供することがサイト運営者の責任ともいえます。
よって、SSL証明書を選択する際には、企業の実在認証されているか?をきちんと確認してから購入する必要があります。
契約期間は、半年や1年といった短期から、3年・5年の長期まで大きく幅があります。
まず、半年や1年といった契約の場合、期間が短いだけに1契約当たりの価格は当然安くなります。
ただ契約の都度、SSL証明書のサーバーへのインストール作業や更新手続きが発生します。
3年や5年といった長期契約になれば、1年当たりの価格も抑えられ、面倒な更新手続きも少なくて済みます。
とはいっても、長期のほうがメリットが大きい、と言い切れる訳ではありません。
SSL証明書は、組織データの更新(所在地の変更、組織名の変更、合併)が発生した際に、更新手続きをとる必要があります。その際、再度新規契約と同程度の料金が発生してしまう場合もあるので、長期契約の際は、よく契約内容を確認して組織の先を見越して検討してください。
以上のように、期間にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。
サイトや組織に見合った証明書を選ぶ参考にしてください。