ADSLの特長やADSLの回線速度を選ぶときの注意点などについてご案内しています。
ADSL「英語:Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」は、一般の電話回線を利用した常時接続サービスです。ADSLの特長は、下りの回線速度と上りの回線速度が非対称であることです。また光ファイバーなど他の接続サービスと比べ、月額料金が安いということが最大の魅力となります。
ADSLの利用者は2010年9月末現在899万契約と毎年少しずつ減ってきておりますが、ADSLは日本のブロードバンド市場を牽引してサービスであり、月額料金は光ファイバーと比べると安価であることなどから根強い人気があります。
出典:2010年12月28日発表、総務省
ブロードバンドサービスの契約数等(2010年9月末時点)
ADSLにはさまざまな回線速度のプランがあります。
以下は、@nifty(イー・アクセス回線)およびNexyz.BB(ソフトバンク回線)が提供しているADSL接続サービスの例となりますが、他社プロバイダーもほぼ同じプラン構成となり、速いものは最大50Mbps超、低速なものは最大1Mbps以下となっております。
| プロバイダー | 回線速度 |
|---|---|
| @nifty | 50Mbps、39Mbps、12Mbps |
| Nexyz.BB | 50Mbps、26Mbps、12Mbps、8Mbps、960Kbps |
ADSLの回線速度には幅があり、なにを選んだらいいのか迷うという方のために、回線速度を選ぶ際ポイントをご案内します。
ADSLでは、通信データはNTT収容局から電話回線を通してご家庭まで送られます。そのため、NTT収容局からご家庭(パソコン)までの物理的な距離が遠いと、遠くなるほど回線にノイズが混じり、通信速度は低下します。NTT収容局からの距離を正しく把握しておかないと、せっかく高速なADSLにしたのに実際の通信は遅いということになってしまいます。
以下は、イー・アクセス(ADSL回線事業者)が提供するNTT収容局からの距離とADSL速度の関係をグラフで表したものです。

出典:イー・アクセス株式会社
グラフを見ていただきますと、3km辺りからいずれのプランでも実際の速度はほぼ変わらないことがわかります。ADSLの速度がある程度でるのは、一般的にNTT収容局から4km以内と言われています。ADSLをご利用される場合には、NTT収容局からの距離が4km以内であることをお勧めします。
NTT収容局とご自宅の距離は、NTT東日本/西日本のWebページでご確認いただけます。
NTT収容局からの距離がわかったら、次はご自身のインターネットの利用方法を確認します。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| メール | メールの送受信 |
| Web閲覧 | 情報収集などWeb閲覧 |
| 動画視聴 | YOUTUBEやGYAOなどの動画視聴 |
| 画像投稿 | 掲示板、SNSなどへの画像投稿 |
メールやWeb閲覧が利用の中心であれば、12Mbpsなど低速のADSLでも楽しむことができます。
動画サービスを利用するなら、ADSL50Mbpsなどの高速回線(または光ファイバー)の利用をお勧めします。
画像の投稿など上り回線(アップロード速度)も利用するサービスを楽しむなら、下り上りの回線速度が同じ光ファイバーのご利用をお勧めします。
またNTT収容局からの距離が遠い、けど月額料金は安い方が良いという方には1Mbpsが最適となります。
ADSLは家庭にある電話回線を使ってインターネットに接続しますが、電話回線がない場合はADSL専用に回線を引くタイプ2がありますので、電話回線の契約がない方にもご利用いただくことができます。ADSLタイプ2に関する詳しいご案内は以下のページでご確認ください。
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